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2020年9月

2020年9月24日 (木)

よいこの観測日記200923

44Ophの接食南限界線が橿原市から桜井市あたりを通っている。

科学館の友の会の人と連れ立って、橿原運動公園のあたりで観測することに。
だいぶ雲が多くて、多分ダメだろうな、と思いつつも、
雨は降らないみたいなので、雲の切れ間からでも見えることを祈って。

19時頃に橿原神宮前駅でNさんをピックアップして、現場へ。
すでに、Fさん、Hさんが到着して、望遠鏡を展開している。

Nさん用に13cnニュートンを持ってきてるので、まずそれを組む。
あ、ごめんなさい。モータードライブのコントローラーがないのです。
なので、手動追尾で。。。

自分用には10cm屈折。
雲は多いけれど、時々月が透けて見える。
木星も雲間から見えたり消えたり。
とりあえず、雲越しに月を見てみるが、対象星が見えない。
んー、やっぱり厳しいか。

19:50頃に、時報を取りに、一度公衆電話へ。
戻ってきてみると、肉眼で月の輪郭がキリッと見える。
急いで望遠鏡をのぞいてみると、対象星が見える!
思っていたよりも月の明部が近いな。
アイピースを5mmに換えて、対象星を視野中心に持ってくる。

Nさんのは、モーターなしだから倍率上げづらいし、
これだとよくわからないかも。ごめんなさい。

20:00を過ぎて、いよいよとなってきたので、
だべるのはほどほどにして、望遠鏡に張り付く。

シンチレーションは大きいし、薄雲が通っているようで、
対象星の見た目の明るさがふわふわ変わる。
これは、月に隠れて消えたのか、雲で見失ったのか、わかりづらいかも。

月が近づいてくる。。。。

?!消えた?
なんか、接食っぽい、フッとした消え方じゃなくて、
ふわっと消えたような気がしたんだけど、雲??
とにかく消えた。

月のカスプから少し離れて、飛び地のように、月の光っている部分がある。
そこだけ高い山なんだろうけど、どうもそいつが視野の中心に迫ってくる。
そのあたりから出てこられたら、見つけにくいだろうなぁ。。。
と、思っていたら、月の「飛び地」部分が変形したような気がして、
ん?!と思ってよく見ると、そこに星がいる。「出た!」
えーーー。これは分かりづらいよー。
もう少し前から出てたのかな?
と、しばらくして、また、ふわっと消える感じ。
あれ、まただ。見失ったのかな?「消えた?」
いや、見える。いる。「出た?」
どうなんだろう。雲で一瞬隠れただけかも?
・・・と、「消えた」
間違いなく、今は見えない。
しばらくして、「出た!」
そして、「消えた」
んー。なんかおかしい。
短時間消えたように見えたのは、雲だろうか?
月縁図だと、消えて出るのは3回ずつになる予報なのに、
もう、「消えた」って4回言ってる。
んー。難しいなぁ。

月のカスプが視野の中央へ迫ってくる。
ひょっとして、また月の明部から出てくる?
幸いにして、月の輪郭はあまりにじんでないから、雲は薄そう。
月の明部の輪郭を見つめる。

「出た!」
やっぱり、明部から出てきた。これは難しいよ。。。。
しばらくすると、月と対象星が確かに離れていることが分かる。

ふぅ。終了。

見えたよ。あんなに雲だらけだったのに、
現象の時間だけ、ちゃんと見えたよ。ラッキー。
途中の明滅の回数が多いのは、雲っぽいけど。
とりあえず、時報を取りにもう一度公衆電話へ。

片づけながら、皆さんとわいわい。
そうか、そういえば、この対象星、二重星だったっけ。
消え方がなんかふわっとした感じだったのは、そのせいなのかも?
Nさんも見えづらいながらも、消えるところは割としっかりと分かったそう。
良かった良かった。

片づけ終わったら、月はすっかり雲の中。
ホントにラッキー。
撤収!

観測データ
観測地:奈良県橿原市
N34°29'47".1 E135°46'28".0 標高65m
20:06:59.1 消
20:07:41.7 出(明縁?)
20:07:54.9 消(雲?)
20:07:56.9 出(雲から?)
20:08:05.2 消
20:08:15.4 出
20:08:23.1 消
20:10:06.2 出(明縁)

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